龍華院の歴史HISTORY
當来山龍華院 は万治元年(一六五八)に桂峰西堂和尚が開山致しました。後、第四世中興開山の 白庭東梨 和尚(瑞巌寺108世)が瑞巌寺よりここに隠居して以来、瑞巌寺の兼掌となり瑞巌寺の隠居寺として歴史を刻んできました。
當来山の當来とは 當来補処 のことで、未来の五十六億七千万年後に 弥勒菩薩 がこの世に 下生 し 龍華樹下 で悟りを開き、 弥勒如来 となり人々を救うことに由来しています。
境内のご案内PRECINCT
全国でも珍しい木造二階建ての重層本堂の天井には、宮城県芸術協会理事長の早坂貞彦先生作『蓮華蔵曼荼羅』(仏教の宇宙図=銀河の世界)が描かれています。また西村公朝師作『ふれ愛観音』(全国47番)や重森三玲の後継者の一人、小山雅久先生(黄綬褒章)の作庭の禅宗庭園『十牛の庭』(禅の悟りへの十段階を作庭)や龍門瀑があります。
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木造二階建ての本堂
龍華院は全国でも非常にめずらしい、木造二階建ての重層本堂でございます。
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ふれ愛観音(全国47番)
国宝修理所 所長・東京芸術大学名誉教授・天台大仏師法印 西村公朝師作。人がふれて感動していただきたいという願いが込められております。
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蓮華蔵曼荼羅
本堂天井には宮城県芸術協会理事長の早坂貞彦先生作「蓮華蔵曼荼羅」が描かれております。
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十牛の庭園
重森三玲の後継者の一人、小山雅久先生(黄綬褒章)作庭の禅宗庭園がございます。
事前にご一報頂ければ、住職の説明付きで拝観することができます。また住職の仏教のお話などを聞くこともできます。拝観料はかかりません。
山門(龍虎三解脱門)
龍華院山門には四神のうち、東向きに龍、西向きに虎の彫刻があります。龍は東方の守護神で、豊作・健康長寿・家運の隆盛をもたらし、虎は西方の守護神で、財運・子宝・家庭円満・夫婦和合に導きます。
東庭池
地形的に少し小高いところにある寺ですが、龍のもたらす水はどんなに日照りが続いても枯れることはありません。人々の安らぎと潤いを与えてくれています。
水子地蔵尊
宮城県岩出山の石像彫刻家、故佐々木秋光氏が渾身の力で彫刻した像高2.1mの地蔵尊です。本人が自ら生涯の最高傑作と言うように、尊像前で水子や子供の追善供養をお願いされます。
子安観音堂
こちらに安置されております子安観音様は子育てや子供が無事に産まれますようにという安産祈願の観音様です。
拝観のご案内ADMISSION
事前にご一報頂ければ、住職の説明付きでご拝観いただけます。
TEL 090-5853-6214(受付 9:00~17:00まで)
Eメールでのお問合せはコチラ
- 寺院名称
- 臨済宗 妙心寺派 當来山 龍華院(とうらいざん りゅうげいん)
- 拝観時間
- 土日祝のみ 9:00~17:00 (拝観受付16:00まで)
※必ずお電話にてご予約をお願いいたします。
※平日も拝観のご案内が可能な場合もございますので、一度お電話にてお問合せください。 - 拝観料
- 無料
- 見どころ
- 所在地
- 〒981-3411 宮城県黒川郡大和町鶴巣大平郷ノ目58 地図を見る
- 駐車場
- 有り(普通車約20台)
- アクセス
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- お車でお越しの場合
- 東北自動車道 大和ICから約10分
- 三陸自動車道 松島大郷ICから約14分
- JR松島駅から約24分
- ご注意事項
- 拝観は土日祝のみでお電話での事前予約が必須となっております。平日も拝観のご案内が可能な場合もございますので、平日の拝観をご希望される方は一度お電話にてお問合せください。